性病というものは、恥ずかしさで病院に行きづらかったり、治療中は性行為ができないなど、私たちにとってとても厄介なものと言えます。そこで今回は「尖圭コンジローマ」という性病をメインに、性病の症状、原因となるウイルスや感染経路、また治療法や治療薬などの説明をしていきたいと思います。

尖圭コンジローマの感染経路と症状

フラジールの効果と副作用

フラジールはメトロニダゾールを成分とする、原虫や細菌を駆除する薬です。特に女性の膣や尿道に寄生する、トリコモナス原虫による感染症のトリコモナス症(トリコモナス膣炎)に効果を発揮します。このトリコモナス症を発症すると、外陰部の痛みやかゆみの他、排尿時の不快感や泡だったおりものなどが見られます。フラジールはトリコモナス原虫に対する殺虫効果を持っており、さらに嫌気性菌による細菌性の膣症にも有効とされます。

フラジールは一般的な抗性物質が効きにくい、嫌気性による様々な細菌の感染症に効果が見られます。嫌気性菌感染症では、皮膚科・外科・整形外科・呼吸器科・骨盤内・腹腔内・肝臓内・脳内の感染症の治療に用いられています。偽膜性大腸炎を含むディフィシル菌による感染症の腸炎にも、使用が可能です。また、胃炎や胃潰瘍の原因菌であるヘリコバクター・ピロリに対しても、非常に強い殺菌効果を示します。ヘリコバクター・ピロリに感染すると、胃炎だけでなく特発性血小板減少性紫斑病などを引き起こします。フラジールはヘリコバクター・ピロリの除菌では第二選択とされ、この場合は、抗生物質と併用して7日間服用します。

その他にも原虫類による赤痢アメーバーやランブル鞭毛虫(ジアルジア)、さらに毛包虫(ニキビダニ)などにもフラジールは有効とされて処方されます。赤痢アメーバは日本でも年間700人から800人が感染するとされます。大腸と肝臓に感染するパターンがあり、症状には発熱や倦怠感の他に、下痢・粘血便・右肋骨周辺の痛みが見られます。

トリコモナス症では成人であればメトロニダゾールとして、1日に250mgを2回、10日間は経口服用します。嫌気性感染症では成人は1回2錠(メトロニダゾール500mg)を、1日3回または4回服用します。感染性腸炎では1日1錠(メトロニダゾール250mg)を4回、または1日2錠(メトロニダゾール500mg)を3回、10日から14日間服用します。

フラジールの副作用は?

メトロニダゾールを主成分とするフラジールは、副作用が少ない薬とされています。時に軽い副作用として、食欲不振や胃の不快感・嘔吐などの症状をもよおすことがあります。稀ではありますが、もしも血便が見られたり、頻繁に下痢と腹痛が続くような場合は処方された病院を受診して、継続するべきかどうかの相談を医師と行って下さい。 

フラジールは重篤な副作用はほとんど報告されていません。ですが、全く無いとはいえません。フラジールを大量に、しかも長期間服用していると嘔吐以外にも、末梢神経障害や中枢神経障害を起こしやすいとされます。抹消神経障害では、手足のしびれやピリピリとした感覚がある、身体がふら付くことや話している時にろれつが回らない症状が現れてきます。意識障害などの重い副作用が見られる場合もあるので、服用した後には注意している必要があります。

けいれんを起こしたことがある場合は、けいれん発作にも注意しなくてはいけません。さらに、無菌性髄膜炎では、嘔吐する他にも発熱や頭痛と、髄膜刺激症候が発生します。髄膜刺激症候では悪心と頂部硬直や意識障害に、膝の関節を屈曲できるのに伸ばせなくなる症状が現れます。はっきりしない症状では不機嫌になることや、無呼吸発作などもあります。

病院で処方される以外にも、フラジールは通販で購入することが可能な薬剤です。効果が高く副作用も少ない薬であるので、病院に行く時間がない方は通販での購入を考えられるかもしれません。しかし、少ないとはいえ服用するかぎりは、重篤な副作用が起こるリスクが必ずあることも忘れるべきではないでしょう。万が一にも腹部の痛みや嘔吐などの副作用が見られたときに、飲み続けるか止めるかの選択を相談する医師の存在は重要です。

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