性病というものは、恥ずかしさで病院に行きづらかったり、治療中は性行為ができないなど、私たちにとってとても厄介なものと言えます。そこで今回は「尖圭コンジローマ」という性病をメインに、性病の症状、原因となるウイルスや感染経路、また治療法や治療薬などの説明をしていきたいと思います。

尖圭コンジローマの感染経路と症状

尖圭コンジローマの検査内容はどんなの?

感染の陰陽を考える医者

尖圭コンジローマはヒトパピローマウイルスが感染して性器や肛門などにイボが形成される性病です。病院での治療法には薬物治療と外科治療の2種類がありますが、いずれも保険が適用されます。保険を使用できるので費用は比較的安く済みます。相場は薬物治療の場合が3000円程度、外科治療を行う場合には3000円から7000円ほどです。

尖圭コンジローマを病院で治療する場合には薬代などの他にも診察料と検査料が必要です。保険が適用されるので診察料は1000円から5000円程度、検査料は600円から700円程度で済みます。治療費の合計は16000円程度になります。尖圭コンジローマは病院で治療を受けた場合でも再び症状が現れる可能性が存在します。およそ25%の人が治療後3か月以内に再び症状が現れており、治癒するためにはイボの切除だけでなくウイルスの除去が必要です。

尖圭コンジローマはヒトパピローマウイルスのうち特に6型と11型の感染によって引き起こされます。ヒトパピローマウイルスには100種類以上のタイプが存在しますが、その全てが尖圭コンジローマを引き起こすわけではありません。また感染しても症状が現れない人もいます。

自宅で感染を調べるための性病検査キットも市販されており、病院と同等の検査ができます。病院で検査を行う方法には様々なものがあります。まず医師はイボを目視して尖圭コンジローマであるかどうかを判断します。イボには様々な原因によって引き起こされるものがありますが、基本的に治療法は同じです。イボの見た目や広がり具合を調べることで尖圭コンジローマであるかどうかを判断できます。

性器や肛門周辺に形成されたイボが尖圭コンジローマかどうかを判断しづらい場合にはイボの一部を切除して組織検査を行います。また遺伝子検査でもウイルス感染を確認することができます。梅毒に感染した場合には扁平コンジローマと呼ばれるイボが形成されることがあります。血液検査では尖圭コンジローマかどうかを判断することはできませんが梅毒の感染を判断できるので、扁平コンジローマと尖圭コンジローマを区別できます。

コンジローマの検査は自宅でもできる?

尖圭コンジローマの検査は自宅でも可能です。市販されている性病検査キットを購入し、説明書の手順に従って自ら尿や粘膜などを採取します。採取したサンプルは検査機関に郵送することになります。自宅でできるのは厳密にはサンプルの採取までですが、病院へ行かなくても尖圭コンジローマの検査ができます。検査結果は検査機関のホームページやメールなどで確認可能です。

性病検査キットでは検査できる性病とできない性病があります。尖圭コンジローマは検査可能ですが、ケジラミやインキンタムシなどは検査できません。全ての性病について検査を受けたい場合には病院へ行く必要があります。性病検査キットの信頼性は病院と同等です。

近年では医療技術が発達し、遺伝子検査のような高度な検査も可能となりました。病院でも最新の技術を取り入れています。最新の技術を利用するためには高度な専門機器が必要とされます。専門機器は高額なため、性病検査などは外部の機関にも委託されます。

性病検査キットは病院が外部機関に委託して行うものと全く同じサービスを受けることができます。自宅でサンプルを採取して専門機関に郵送すれば、病院と同等の水準で尖圭コンジローマの感染を調べることが可能です。

検査キットを使用すると病院よりも費用を抑えられるというメリットがあります。また自分の都合に合わせて誰にも知られずに調べることが可能です。使用期限は1年ほどなので、いざというときのために準備しておくこともできます。一方症状が現れている場合には治療も兼ねて病院へ行くのが合理的です。身体の免疫力が高い場合には自然治癒することもありますが、完全に治すためには根気強く患部のウイルスを除去する必要があります。

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